こどもたちの心に・・・
2016/11/17
「こどもたちの心に届けたい、手仕事がある。」
靴工房の映像を公開してくださっている、ニッポン手仕事図鑑のプロジェクトに、私も一人の職人として参加させて頂いた事がありました。
手仕事にふれる機会をつくることができない子供たちがいたら、素晴らしい日本の職人技を、その目で見てほしい。その経験が、将来の夢の選択肢になるかもしれない。100年後も伝統豊かな日本であることを願って、こどもたちに伝えていきたいという思いを形にするものでした。
残念ながらそのプロジェクトは成し遂げる事が出来ませんでしたがそれ以来、これからの日本を支えていくこどもたちに、靴づくりという手仕事や様々な働き方があるという事を伝えて行きたい!そんな思いが強くなりました。
その頃、ワークショップのメンバーの姪っ子さん(小学校4年生、2年生、年中さん)の手づくり大好きな三人姉妹揃ってガマ口づくりに来てくれました!ふだんのワークショップより大き目の穴を開けましたが、上の二人は金槌も上手く使いこなし、殆んど大人の手を使わずに出来ました。一番下の5歳の子も、針を使わない方法で自分で穴に糸を通して最後まで縫い上げました。集中力と創作意欲を目の当たりにして子供のチカラって凄いな!と驚かされました。
そんな中、お世話になっている方からの紹介で洋光台第二小学校の社会科見学、それから洋光台第二中学校の職業体験のお話を次々と頂き、お引き受けさせていただきました。
小学校は三年生、事前学習をして来ていたので靴工房の機械や道具を見て少し興奮!みんな色々な物に興味深々でしっかりとノートを取っていました。
物があるのが当たり前の時代の今、1足の靴が出来上がるのがこんなに大変だなんて想像がつかないと思います。私の伝えたい事が沢山あり過ぎて想いを詰め込み過ぎるような内容になってしまいましたが、それに答えるかのように67人の子供の達も真剣に話を聞いてくれました。後日改めて工房へ質問に来た子供達もいるほど興味を持っていました。
中学校からは二年生が2名、職業体験に来ました。つくる作業が好きな学生で職種のジャンルを選んで決められたそうです。
朝の挨拶から、その日みんなが気持ち良く作業が出来るように工房オープン前の掃除に始まり、革の選別等の仕事の手伝いをして貰いました。午後は好きな革を選んで自分だけのオリジナルのパスケースをづくりをしました。あまり金槌を使った事が無いらしく道具の扱いに苦戦していましたが、それぞれ可愛いく出来上がっていました。夕方まで一日がかりでしたが真面目にお仕事をして、後日今回の体験をまとめた新聞も立派に制作していました。
靴づくりの現場を、実際に見て、聞いて、体験して、それぞれのこどもたちがどんな事を感じたかはかり知れませんが、人を思って手づくりする仕事がこれからも残していく必要がある事を知ってもらうきっかけになるといいです。将来その子達が生き方を考える時に感じた事を思い出してくれたら嬉しいですね。
私は、100年後も伝統豊かな日本であり続ける事を願って、今後も活動を続けていきたいです。
靴工房の映像を公開してくださっている、ニッポン手仕事図鑑のプロジェクトに、私も一人の職人として参加させて頂いた事がありました。
手仕事にふれる機会をつくることができない子供たちがいたら、素晴らしい日本の職人技を、その目で見てほしい。その経験が、将来の夢の選択肢になるかもしれない。100年後も伝統豊かな日本であることを願って、こどもたちに伝えていきたいという思いを形にするものでした。
残念ながらそのプロジェクトは成し遂げる事が出来ませんでしたがそれ以来、これからの日本を支えていくこどもたちに、靴づくりという手仕事や様々な働き方があるという事を伝えて行きたい!そんな思いが強くなりました。
その頃、ワークショップのメンバーの姪っ子さん(小学校4年生、2年生、年中さん)の手づくり大好きな三人姉妹揃ってガマ口づくりに来てくれました!ふだんのワークショップより大き目の穴を開けましたが、上の二人は金槌も上手く使いこなし、殆んど大人の手を使わずに出来ました。一番下の5歳の子も、針を使わない方法で自分で穴に糸を通して最後まで縫い上げました。集中力と創作意欲を目の当たりにして子供のチカラって凄いな!と驚かされました。
そんな中、お世話になっている方からの紹介で洋光台第二小学校の社会科見学、それから洋光台第二中学校の職業体験のお話を次々と頂き、お引き受けさせていただきました。
小学校は三年生、事前学習をして来ていたので靴工房の機械や道具を見て少し興奮!みんな色々な物に興味深々でしっかりとノートを取っていました。
物があるのが当たり前の時代の今、1足の靴が出来上がるのがこんなに大変だなんて想像がつかないと思います。私の伝えたい事が沢山あり過ぎて想いを詰め込み過ぎるような内容になってしまいましたが、それに答えるかのように67人の子供の達も真剣に話を聞いてくれました。後日改めて工房へ質問に来た子供達もいるほど興味を持っていました。
中学校からは二年生が2名、職業体験に来ました。つくる作業が好きな学生で職種のジャンルを選んで決められたそうです。
朝の挨拶から、その日みんなが気持ち良く作業が出来るように工房オープン前の掃除に始まり、革の選別等の仕事の手伝いをして貰いました。午後は好きな革を選んで自分だけのオリジナルのパスケースをづくりをしました。あまり金槌を使った事が無いらしく道具の扱いに苦戦していましたが、それぞれ可愛いく出来上がっていました。夕方まで一日がかりでしたが真面目にお仕事をして、後日今回の体験をまとめた新聞も立派に制作していました。
靴づくりの現場を、実際に見て、聞いて、体験して、それぞれのこどもたちがどんな事を感じたかはかり知れませんが、人を思って手づくりする仕事がこれからも残していく必要がある事を知ってもらうきっかけになるといいです。将来その子達が生き方を考える時に感じた事を思い出してくれたら嬉しいですね。
私は、100年後も伝統豊かな日本であり続ける事を願って、今後も活動を続けていきたいです。