子どものためのニッポン手仕事図鑑

tesigoto
日本の未来に残していきたい手仕事を、 職人さんのインタビューとともに紹介していく、小学校高学年向けの図鑑
「子どものためのニッポン手仕事図鑑」が9月23日にオークラ出版より発売されました。
職人の手仕事を見たことのない子供たちにも解りやすく、物作りが好きな大人が読んでも楽しい、充実した内容の1冊(144ページ)になっております。
様々な職人の中で、オーダー靴職人としてHansABOの大塲真由美の手仕事が紹介されています。
表紙にも手作り靴を載せていただきました。沢山お答えした職人へのアンケート記事からは、仕事の本音やプライベートな事も伺えますのでじっくり読んでいただくと面白いと思います。
学校の図書館からも注文が入り、書店にも並んでおりますのでぜひご覧になってください。
この本が多くの子供たちの目に触れ、色々な仕事や働き方があることを知って、将来について考えた時に思い出して貰えたら嬉しいです。
撮影をしていただいたビデオグラファーの小髙雄平さん、ニッポン手仕事図鑑の編集長とスタッフのみなさま、出版編集者のみなさま、素敵なお仕事に関わらせていただきありがとうございました。
tesigoto-hansabo

それから大牧編集長のメッセージが熱くてとても素敵なので紹介させていただきます。

~監修者 大牧圭吾より~

小学生~高校生のみなさま ご家族、先生方へ

全国各地で手仕事をいとなむ職人さんたちは、
手作業だからこそ作れるものにこだわり、
使う人が心地よさや愛着を感じられるだけでなく、
長く使い続けられる品質の商品を届けていけるように、
毎日努力を重ね、丁寧に仕事をされています。

そんな職人さんの中には、
昔から多くの人に愛されている工芸品を変わらずに作り続ける人もいれば、
伝統的な技術を時代にあった新しい形へと進化させていく人もいます。
どちらも変わらないのは、
仕事に対する「愛情」と「情熱」と「誇り」を持っていることです。

だからこそ、職人さんが作る商品からは、
ひとつのことに打ち込むことの大切さが自然と伝わってきて、
手に取る人の心を感動させることができるのだと思います。

この本で紹介している職人さんたちは、
「人を感動させる」お仕事をしている人たちです。

みなさんは将来、どんなお仕事がしたいですか?
日本には、みなさんが知らないお仕事がたくさんあります。
さあ、この本で、職人さんたちに会いに行ってみましょう!