Side Gore Boots


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サイドゴアブーツは足首にぴったりフィットして、サイドのゴムにより脱ぎ履きがし易い機能的なデザインです。元来はヴィクトリア女王のために考えられたそうで、がっちりとした印象の靴ですが、 女性が好んで履いていたデザインなんですね。その機能性から乗馬用や礼装としても用いられていたりと、時代によって用途もだいぶ変化をとげてはいるものの、現在でも親しみ易く、いつかは履いてみたいと思う靴のデザインでもあります。
今回、Sくんは前回と同じお気に入りの革を使って、ビブラムのタンクソールを使って作りました。
同じ革を使って作っても底材やデザインによって履き心地は変わります。足首回りもピタッとつくっているので足が入るか少し心配でしたが、サイドのゴムがちゃんと仕事をしてくれて問題ありませんでした。タンクソールの履き心地も気に入ってました。

ワークショップでは他のメンバー達もメンズの靴が続けて仕上がってきています。
ご主人や息子さん、彼に、と大事なモノを自分の手でつくっています。
考えがカタチになるのは嬉しくて、幸せな時間です。

誰でも、楽しく、簡単に。